お知らせ

新年年頭ご挨拶

2026/01/06

謹んで新春のお喜びを申し上げます。旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました。本年も変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

さて2025年は奈良県選出の国会議員が女性初の首相となり、日本全体が閉塞感から抜け出し、新たな局面に向かって進んでいくような印象と共に、諸外国との関係や変革への抵抗勢力との調整に不安を感じさせられた一年でした。

2026年においても大規模な経済対策のもと、さまざまな分野で新たな取り組みが始まろうとしています。福祉分野も3年スパンの報酬改定の前倒し実施や職員の処遇改善などが実施される予定です。ただ、拡大しすぎた感のある障害福祉市場に対するテコ入れも厳しくなるようで、サービスの質の担保を理由とした事業指定に関する総量規制が検討されるなど、人材確保・物価高騰の問題と合わせて、法人基盤の強化と中長期的な経営方針の策定が必要になっています。

ところで、遅れておりました施設整備補助金を活用する新規グループホーム建設ですが、関係機関のご協力により順調に進んでおり、2月中旬の完成を予定しております。また、既存事業所の再編による事業効率化と活動環境の整備については、昨年に一部実施事業の変更を実施しましたが、他の事業についても引き続き関係機関と調整をしてまいります。

 他にも、すぐに対応することが難しい課題が山積しておりますが、できない理由を並べるのではなく「どのようにすればできるのか」という思考を持ち続けたいと思っています。「あぁ、それは無理かなぁ」と諦めてしまうのではなく、「解決できるか、いま自分の力を試されている」と捉え、「考えて」「考えて」「考えて」「考えまくる」一年にしたいと思っています。如いてはこれが組織の成長と基盤強化につながると考えているからです。

『進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む』(学問ノススメ)

「“学び”とは変化を恐れず前に進もうとする意志そのものである」と年初に読んだ雑誌にありました。そして、「“学ばない組織”は静止しているのではなく、後退しているのだ。だからこそ、職員一人ひとりが学び続け、組織全体として進化し続けられる職場づくりが求められる」と。

 社会福祉法人奈良県手をつなぐ育成会は、県下育成会員の皆様や関係機関、地域住民の方々に支えられています。また、日々研鑽に励み、利用者のことを思う優秀な職員たちで運営されています。この素晴らしい組織を、時代の荒波に耐え新時代を築き上げるような組織に発展させていくため、一歩一歩確実な歩みを進めたいと思います。直面する諸課題や新たに生じる問題に意気消沈する時もあるかと思いますが、その際には叱咤激励を頂戴できれば幸いです。

 本年も利用者・ご家族はもちろん職員も笑顔で安心して利用できる、働ける法人運営に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

社会福祉法人奈良県手をつなぐ育成会 理事長 山岡 亨