平成26年8月12日（火）、なら中和障害者就業・生活支援センターブリッジと発達障害者支援センターでぃあ～に登録されているメンバー１２名で、大阪にある特例子会社の見学に行ってきました。スタイリッシュな高層ビルに目を惹かれ中に入ってみると、「スケジュール表」や「ラベル付きボックス」など、そこで働く障害のある方が、働きやすい環境が整えられていました。この特例子会社は主に保険業務に関係する文書・チラシの作成や発送などの業務を6つのチームに分けて行っています。見学日当日は、書類発送のチームの作業量が非常に多く、他のチームから応援の方も入って忙しく作業をされていました。会社の方は、「一人ひとりの特性に合わせて、よりよく仕事が出来る環境は整えているが、納期等もあるため、自身の仕事に責任を持って働いてもらわないといけない。また報告・連絡・相談等のビジネスマナーはとても大切」とおっしゃっていました。

参加者からは「障害者としてではなく、一人の社会人として責任を持って仕事ができるのがよかった」「『求められることができない＝働くことができない』はなく、『それぞれの障害特性に合わせてどうしたらできるか』ということを一緒に考えてくれる会社でいいなぁ」という感想が多かったです。

実際に障害のある方が働いておられる職場を見学することにより、障害のある方が自身の今後の働き方のイメージを具体化したり、広げたりすることにつながると考えています。今後も「サポート２１」さんや「でぃあ～」さんと協力しながら、このような機会を企画していきたいと考えております。