お知らせ

韓国からのお客様

2018/05/21

当法人では平成21年から6年間、韓国人留学生を法人本部で受入れ、障害のある方との活動に参加していただくことにより、障がい者支援について学んでいただいてきました。今回は、その留学生とのつながりで、韓国の入所施設である「無窮愛学園」の職員研修及び視察のご依頼がありました。平成29年11月にも学園の職員総勢60名の方が来られましたが、短時間だったため、再度当法人の事業を詳しく知りたいと、今回は学園の管理者を含む8名の方が来所されました。

今回の視察は、学園のプロジェクトの一環である「先進機関を見学」が目的で、当法人の具体的なサービス提供内容や職業リハビリテーション施設の運用、自立に焦点をおいたサービス内容、地域社会と連携する方向性等、学園の運営理念と共通するところも多かったようです。

当法人としては、法人理念である「地域と共に生きる」に基づき、多岐に渡る事業を通して、障がいのある方が地域でどのような役割を担っているのかを、実践を通してお伝えしました。そして、前回の視察では見ることができなかった事業を中心に、4月26日(木)は高取エリア、4月27日(金)奈良エリアをご案内いたしました。

学園の方からは、「障がいのある方の生活をより良いものにするために、少しでも多くのことを学ぼう」とする熱意や姿勢がとても感じられ、我々も見習わなければならと感じました。また、国や文化は違えども、障がいのある方の生活を豊かなものにしていこうとする考え方は、共通するのだと改めて学ばせていただきました。時間の関係上、障がい者支援についての意見交換をする機会をもっともつことができればと思いました。

 最後に、学園の方から「利用者が笑顔で生き生きと、地域の中で活動している様子が印象的であった。」との評価をいただけたことはとてもうれしかったです。あたりまえのことですが、現状に満足せずに、これからも障がいのある方が地域の中で、自分らしく笑顔でいきいきと生活していただける環境を作っていけるように、法人全体で取組んでいきたいと思います。