令和4年11月16日（水）13:00～15:00に香芝市総合福祉センターで、中和地区3市1町障害者自立支援協議会就労支援部会主催で「福祉事業所体験・説明会」を初めて開催いたしました。

開催の目的として、「就労支援の可視化」の一環として、実際に福祉事業所でのプログラムの一部を体験し、支援者や利用者から説明を受けることで、主体的に選択できる機会となればと思い実施に至りました。当センターを含め、障がいのある方から「福祉事業所はどんなことをしているかよくわからない。」「どこにあるかわからない。」「どんな支援者・利用者がいるのかわからない」など、情報が少ないといったご意見を多くいただいていたことを今回形にいたしました。

　就労支援部会に参加していただいている福祉事業所8カ所（就労移行支援事業所・就労継続A型事業所・就労継続B型事業所）にご参加・ご協力いただき、各ブースにて作業体験と事業所説明を行っていただきました。

　初めての試みでどれぐらいの方が来ていただけるのか不安でしたが、障がいのある方（そのご家族も含む）が35名、支援機関の方が30名近くと多くのお越しいただきました。

福祉事業所体験会を実施したことで、多くの方がこの様な情報の場を求めておられることを改めて把握することができました。また各事業所の方が、具体的に活動がイメージできる工夫をしていただけたことで、お越しいただいた方からも「わかりやすくて良かった。」など、好評いただきました。

　ただ一方で、「会場の狭さ」「会場の騒がしさ」「来場者の待ち時間」「障害福祉サービス内容や利用に向けて説明について」など、今後実施に向けての反省点もお越しいただいた方からいただけました。

今後も各市町村で継続的に開催しながら、誰であっても「働く」ことにチャレンジができるきっかけとしてこの場を活用していただければと考えています。