事業内容

はたらく・すごす 

 チェリッシュ 就労継続支援A型:40名

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チェリッシュは3ヶ所の拠点に別れ、古着やペットボトルの資源リサイクル業務と奈良市内の公道、駅や観光地の公衆トイレ清掃などを請負っています。役目を終えた廃棄物を再ぴ資源として利用できるようにし、奈良市をゴミのないきれいな町にすることが主な仕事です。市民の生活を支え地域を創る一員として、仕事に誇りを持って取り組んでいます。
また、「働きたい」と思う人が安全に安心して働くことができる環境を整え、自分のしたい生活が実現できるように支援しています。

チェリッシュ神殿(本体):奈良市神殿町656-4
・古着の選別・値付け・店舗(リサSマート:奈良市小川町5-2)での販売業務
・プラスチック加工品の分別・組み立て・梱包業務
・瓶・アルミ缶の選別業務

チェリッシュ大安寺(施設外就労):奈良市大安寺西2丁目281衛生浄化センター内
・ペットボトル選別・分別業務
・空き缶選別・コンテナ洗浄業務

チェリッシュ左京(施設外就労):奈良市左京五丁目2番地環境清美センター内
·美化促進地域清掃業務
奈良市ポィ捨て防止に関する条例に規定する美化促進重点地域に指定された地域の清掃業務
・公衆トイレ・公園管理業務
奈良市内の観光地や駅の公衆トイレ、公園、行基噴水などの清掃業務

 スクラム 生活介護事業:20名

 パン工房マツダ 就労継続支援B型:20名

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橿原市小房観音の近くにあり、観光シーズンには多くの人でにぎわいます。

 やすらぎの丘・たかとりワークス 
生活介護:80名

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現在「やすらぎの丘・たかとりワークス」の日中活動は、生活介護事業を行っています。各活動も利用者6~7名と複数職員が1つの単位となるように少人数体制をとり、本人のニーズに合ったきめ細やかな支援を行っています。

生活介護事業は、本人の特性や希望を考慮して、①療養的な活動を主とした生活介護活動、②リサイクル活動、③農作業関係活動、④内職活動の4つの活動にわけ支援を行っています。

①生活介護活動では、健康管理と本人の体力維持のための散歩や音楽に合わせた体操等、主に療養的な活動をしています。音楽活動では他施設と合同で音楽祭等も行っています。また、イベントへの外出支援、買い物等、様々な経験を通して地域の方々との交流や経験拡大のための支援を行っています。

②リサイクル活動では、ペットボトル・アルミ缶・スチール缶・新聞紙・段ボール・発泡スチロール・古着の回収作業と、ペットボトルと缶の分別・プレス作業を行っています。高取町・橿原市周辺を中心として、地域の多くの人々に協力をして頂いています。

③農作業関係活動では、地域の休耕田をお借りし、野菜の栽培を行っています。育てた野菜は、住宅街(月に一回)で販売しています。さらに新たな活動として、薬草の栽培・販売を計画しています。現在、奈良県と協力して県の特産である。大和当帰(やまととうき)等の栽培を試験的に開始しており、今後は栽培量を増やしていく予定です。

④内職活動では、施設内や施設前プレハブにおいて、木谷加工所(大淀町)様や安田プラスチック株式会社様からの作業を行っています。使い捨て容器やコーヒーフィルターなどの100円ショップの商品を中心に作業をしています。内職活動で稼いだ工賃を使って、イベント等への参加、買い物・外食等をしています。

就労継続支援B型事業は就労関係事業として位置付け、活動内容や支援方針、場所等において、できるだけ実際の就労に近い環境で活動しています。 また、同法人で展開している奈良県中和障がい者就業・生活支援センター「ブリッジ」と連携し、職場実習やマナー講習等を組み込みながら、就労への支援を行っています。 就労継続支援B型事業は、木谷加工所の作業場における施設外就労支援と、パン工房まつだでの活動等を行っています(パン工房まつだの内容については、パン工房まつだのページでご紹介します)。施設外就労支援では、パンストやお菓子の袋詰め作業、景品カプセルの組立て等、作業工程の多いものや取り扱いに注意が必要な内職作業をしています。

 野の花舎 生活介護:20名

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地域に愛される事業所を目指して

『野の花舎(ののはなしゃ)』『Doキャロット(びあのの)』『工房練(れん)』という3つの小規模福祉作業所が、平成24年4月より障害福祉サービス事業所『野の花舎』として再スタートしました。長年奈良市椿井町を拠点に活動してまいりましたが、令和元年9月に法蓮町に新しい施設が完成・移転し、新たな気持ちで日々の活動に励んでいます。

野の花舎は、利用者の主体性の尊重、@積極的な街づくりへの参加、地域の皆様と支え合う関係を築く、の3点を柱に活動をしています。利用者の"一人ひとりのおもい"を尊重して、地域の方々とのふれあいを大切にした、有意義な活動をつくっていける事業所を目指します。

活動內容

現在、移転先の法蓮町の事業所では、地域とのふれあいを大切にするための清掃活動や、館内・館外での生産活動などを行なっています。また、従来の活動場所である餅飯殿町では焼き菓子やパンづくりを行なっています。これらの活動の中で、利用者それぞれが持つ力に合わせて役割分担を行い、1つでも「できること」「わかること」が増えるように、環境づくりから丁寧にサポートしています。これらの活動を通じて、地域の方々との交流を図り、福祉に関わる情報・人材の地域拠点となることを目指しています。

また、障がいのある方で就労されている方に対し、"個別の相談への対応"、"余暇を過ごす場所の提供"、"外出イベントの開催"、"地域イベント等への参加"などの機会を提供し、就労継続・就職に必要な支援を行っています。

そうだん

 りあん(奈良市)・りあん(高取町)
特定相談支援/一般相談支援/障害児相談支援

平成24年春、当法人事業をご利用中の方のサービス調整等を図る目的で、相談支援事業所『りあん』はスタートしました。その後、少しずつ地域の皆様にもご利用いただく機会が増え、今では1歳から還暦を過ぎた方まで、特定の障害種別や年齢に限らず、様々な方にご利用いただいております。

『りあん』では、現在、主に2つの相談支援事業を展開しております。
1つ目は、「一般相談支援事業」です。これは、障害福祉サービスの利用に関わらず、障害のある方またはそのご家族、ご近所の方等、関係する方々の悩みごとや困りごとの相談を受け付け、関係機関と協力しながら、必要な支援を、必要な方に、必要な時に届けていくものです。例えば、「○○なサービスが使いたいのだけど…」「△△なことで困っているの…」「□□な時はどうすればいいの?」など、障害の有無又は種別、年齢等に関わらず様々な相談に対応しています。

もう1つは、「計画相談支援事業(障害児計画相談支援事業)」です。これは、国が進めている相談支援体制整備の一つであり、平成27年4月1日からは、障害福祉サービスを利用開始又は更新する際には原則としてこの「サービス等利用計画」が必要になっています。障害福祉サービスを利用する方がどのような生活を望み、支援者がどのような支援をどのような頻度で、どのような目的を持って行うのかを文章化・書面化したものです。 必要な手続きや計画作成事業所等、「サービス等利用計画」に関して詳しくは、市町村障害福祉担当窓口又は『りあん』までお気軽にお問い合わせください。

『りあん』ではこの2つの相談支援事業の他、当法人が運営する福祉サービス(施設入所支援、短期入所、日中一時支援等)の利用相談窓口として、皆様からの問い合わせに対応しております。 「困ったなぁ」「どうしたらいいのかなぁ…」「誰に相談したらいいのか…」と、悩んだり困っておられましたら、まずはお電話下さい(外出・会議等で相談員が不在の場合があります)。すぐに対応できない場合は、日時・場所等をご相談の上、改めて対応させていただきます。

『りあん』:Lienはフランス語で「つながり」を意味する言葉だそうです。どのようなご相談,お問い合わせも、皆様との良いご縁であると考えております。障害のある方やそのご家族はもちろん、地域の方々のと「つながり」を深め、相談支援事業を通して誰もが住みやすい地域づくりに取り組んでいきたいと考えております。 スタッフ一同、皆様のご利用を心よりお待ちしております。

 ブリッジ(橿原市) 障害者就業・生活支援センター

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障害のある方の就業支援を行っています。

 コンパス(奈良市) 障害者就業・生活支援センター

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障害のある方の就業支援を行っています。

 りえぞんネット 奈良県障害者総合相談圏域支援

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中和圏域8市町村の相談支援体制整備の支援を行っています。

くらす 

 やすらぎの丘・たかとりワークス 
    施設入所支援:50名/短期入所支援

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「やすらぎの丘・たかとりワークス」の施設入所支援事業は、様々な事情により、自宅で暮らすことが難しくなった障害のある方の生活を支援させて頂いています。

入所利用者定員は50名(男性34名・女性16名)、短期入所(ショートステイ)は最大10名(※職員体制によります)です。完全個室制で、10人定員が3棟、11人・4人・5人が各1棟の小舎制(寮)をとっており、誰もがわかりやすいように、「うねび」「かつらぎ」「よしの」「はばたき」(すべて男性)、「あすか」「きぼう」(すべて女性)という名称が付けられています。それぞれ利用者の身体状況や障害特性等に配慮し、生活支援の内容を決めています。各寮にキッチン・食堂・風呂・トイレなど、生活に必要な設備があり、独立した生活が可能になっています(※調理はセントラル方式)。

10人及び11人定員の4棟は、出入り口にスロープを設置するなど、車椅子の方でも利用ができるように、段差のないバリアフリー構造になっています。4人及び5人定員の2棟は、将来的にグループホームでの生活を想定し、一般的な住宅と同じような少し段差のある構造になっています。また、ここでは、ハード(構造)面だけでなく、ソフト(支援)においてもグループホームでの生活を想定した取り組みを行っています。

ソフト面では、当法人は「職住分離」の考えのもと、日中活動系事業の職員と、朝晩や休日を支援する生活支援の職員を分けています。さらに、各寮で担当職員がほぼ固定されており、利用者が寮に帰ると、いつも同じ顔が迎えてくれるようにすることで、利用者が安心できるように工夫しています。日中と生活場面で職員が変わることによる利用者の情報断絶が起こらないように、健康面を中心に朝夕の引き継ぎを十分行っています。

具体的な生活支援としては、日中活動に参加する利用者の朝食や身支度、健康状態の把握等の支援を行い、夕方に戻られてからは、夕食や入浴、就寝準備等の支援を行っています。日常生活における様々な場面で、利用者の方々の状態に合わせ、掃除や洗濯、食事等の準備など、できるだけ利用者に参加してもらえるように工夫しています。休日は、ボランティアさんにも協力していただきながら、地域の商店へ日用品お買い物に行ったり、食事・散歩に出かけたりと、できるだけ地域との関わりを持てるように工夫しています。当初は外出することが難しかった利用者も、何度か外出経験する中で、次第にさまざまな刺激にも慣れてきました。地域の人たちからも、温かい声をかけていただいています。また、外出が難しい利用者に対しても、充実した余暇を過ごせるように、施設内にゲストを招いてコンサートやイベント、カレー大会等を実施しています。これからも、利用者の希望に合わせ、余暇の充実に取り組んでいきたいと考えております。

施設入所支援事業は、「終の棲家(ついのすみか)」という位置付けではなく、施設入所を希望される、又は支援を必要とされている利用者に利用していただきたいと思っています。施設入所を利用される中での様々な経験により、利用者の生活(住まい)に関する希望も変化してきます。当法人では、そのような利用者に対しても支援ができるよう、利用者の希望や支援の必要性を考慮した上で、GHや一人暮らしに向けた支援も行っています。

共同生活援助(グループホーム)

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当法人のグループホーム(以下、「GH」と言います)は、法人理念である「地域で 地域と共に歩み 生きる」に基づいて運営を行っており、単に町中で暮らすということではなく、社会とさまざまなかたちで関わりをもち、地域住民としての役割を果たしながら生活をする場所がGHであると考えています。そして、障がいのある方も、自分にできるやり方で社会に貢献し、関わりを楽しむ場が必要であり、それが「社会」であり「地域」だと考えています。当法人は、より身近で具体的にこのことを実践するために、各地域にGHを展開しています。

入所施設を運営している法人が、GHを運営することを不思議に思われる方がおられるかもしれませんが、私たちは、障がいのある人が、自宅やGH、入所施設、市街地、郊外等、どこに住んでいるのか、それ自体は問題ではないと考えています。多くの人がそうであるように、自分の生活に合った場所を選択し、そこで生活することは、すべての人にとって当たり前の権利です。つまり、障がいのある人も、個々の希望に合わせた生活場所を選択できることが大切であり、当法人では入所施設やGHを生活場所の選択肢の一つだと考え、それぞれの場所で障がいのある方の希望に応じた支援を行っています。そして、生活場所がどこであろうとも、「社会」や「地域」とのつながりを持つことが生活する上で重要だと考え、具体的な支援の中で実践しています。

しかし、現状においては、自宅やグループホームでの生活を希望されても、障がいの程度や必要な支援等により、入所施設を利用される方もおられます。このような方については、一時的に入所施設を利用しながらも、GHでの生活に向けた支援を行っています。

GHは、家庭的な雰囲気で、少人数で静かなストレスの少ない環境を提供し、居宅サービスを使いながら、より細かな希望に対しても支援を行い、毎日楽しく充実した生活を送っていただくことを目指しています。現在GHを利用されている方の日中の過ごし方はさまざまで、福祉サービス事業所に通所されている方や、一般企業に就労されている方がおられます。休日は自宅に帰られる方や、友達同士や移動支援等のサービスを利用して趣味の充実や運動をするなど、余暇の過ごし方もさまざまです。

ただ、GHには解決しなければならない問題があります。GH用住居や世話人の確保などの環境面の課題と、医療費を含む生活費や設備費用の負担等の経済面での課題です。利用できる物件が少ない、地域住民の理解を得ることが難しい、家賃・食費・光熱水費・医療費などの費用が、障害基礎年金受給額を上回るなど、多くの問題を抱えています。 これらの課題の解決を図りつつ、GHの利用を希望する方すべてに支援が提供できるような環境整備を進め、法人理念の具体的な実践を進めていきたいと考えています。

ほうれん・はなばたけ 7名

奈良エリアのグループホームとして、現在"ほうれん""はなばたけ"の2ケ所を運営しています。はなばたけは昨年8月まで、人情味あふれる昔ながらの街並みである奈良市椿井町で運営していましたが、高齢化に伴うバリアフリー化の必要性や利用ニーズの高まりがある中で、規模や利用のしやすさを向上させるために移転することとなりました。また、神殿町で運営していた"プチハウス"を移転する形で、新たに"ほうれん"も立ち上げることとなりました。
現在は、2棟合計定員20名で運営をしており、季節に応じたイベントや楽しみを持つ機械を提供しています。新しい建物の中で、ニーズも利用歴も様々ですが、家庭的な雰囲気を大切にし、利用者皆さんが心地よく過ごしていただける空間作りを心がけ、日々の生活を楽しく活き活きと送っていただけるよう支援を行なっています。

さくら 4名

ホームの裏の公園に桜の木があり、春になると部屋からお花見をすることができます。

みどりの家 5名

ニュータウンの中にあり、リサイクル活動に協力いただいている地域にあるホームです。

ひなた荘 4名

記念すべき法人第1号のホームで、地域の自治会活動にも積極的に参加しています。

ビーグル 4名

施設外活動における生活拠点としてできたホームです。

ホームヴィレッジ (A棟7名 B棟4名)

のんびり平屋造りのグループホームです

れもん 4名

令和初開設のグループホームです。
住宅街の一角に平屋でのんびりとした
空間になっています。

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地域交流・貢献事業

「共存と共栄の時間・空間(場)」の開拓にむけて

私たちが奈良県高市郡高取町に根を下ろし、早17年が過ぎました。

この間、地域の方々にご迷惑をおかけすることが多々ありましたが、夢まつり、リサイクル品の回収・ふれあい食堂・無農薬野菜の販売等の活動を通じて、地域の皆様と共に過ごす時間が増えてきました。

当法人の理念「地域で地域と共に歩み生きる」は、地域社会への参加と貢献を通して実現する『生活づくり』『地域社会づくり』です。単に建物を建て、地域の中で生活をすることだけを目指したものではありません。地域で生活する人々と「時間・空間」を共有し、共に生活し続けることを目指したものです。

私たちの地域活動は、近鉄飛鳥駅前の清掃とフラワーポットの設置・管理をきっかけに、飛鳥総合案内所「飛鳥びとの館」や高取町観光案内所「夢創館」での製品販売に繋がり、地域の方々との出会いの場が広がっていきました。

また、施設で生活されている利用者の日用品を、利用者とともに近隣店舗での購入すること、余暇活動として地域の食堂や喫茶店を利用することを、法人として積極的に勧めてきました。このように、少しずつですが、さまざまな形で地域社会に貢献することで「共存と共栄の時間・空間(場)」を開拓・拡大してきました。

現在では、リサイクル資源の回収活動や無農薬野菜の栽培を通して繋がりが広がっています。地域の方々から提供していただいたリサイクル資源を、利用者が1つ1つ丁寧に分別し、再利用できる状態にしています。この活動を通して利用者に工賃を支払うことが出来ています。

丁寧かつ確実な分別作業は、リサイクル資源としての価値が高く、取引業者からも良い評価を得ています。ゴミの減量化という地域のニーズと、その再資源化の作業を通して利用者の工賃を得るという私たちのニーズが合致した取り組みだと思っております。

また、令和元年度より『農福連携』を軸に新たな活動も開始しました。

近隣の幼稚園・保育園の園児を対象とした『梅の実の収穫体験』や明日香・高取町を訪れる観光客を対象とした『野菜の収穫体験』に取り組んでいます。そして、収穫体験だけでなく、近隣の飲食店や個人販売等も増え、利用者と一緒に納品に行く等新たな交流へと繫がっています。このような法人の活動に地域の方々が参加してくださる事で、出会い・ふれ合いがあり、その中で温かいお言葉もかけていただき、利用者のやりがい・楽しみに繫がっています。

「地域と共に歩み生きる」の価値を体感しています。

これからも、地域の方々の「暮し」から生ずるニーズを敏感に感じ取り、私たちの活動と直接つながるように工夫することで、「共存と共栄の時間・空間(場)」の開拓を進めていきたいと考えています。

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