障害者職業生活相談員資格認定講習に参加してきました。

　令和3年11月12日（金）に障害者職業生活相談員資格認定講習の講師として参加させていただきました。

障害者職業生活相談員とは、障害者の雇用の促進等に関する法律では、事業主は障害者を５名以上雇用している

事業所ごとに選任し、障害のある方の職業生活全般についての相談・指導が役割となっております。障害のある

方が職場環境に適応し、ご本人の能力を最大限に発揮できるよう、障害特性に十分配慮した適切な雇用管理を行う

ことを目的としています。

具体的な職務は以下のとおりです。

（１）障害者の適切な職務の選定、能力の開発向上等障害者が従事する職務の内容に関すること。

（２）障害者の障害に応じた施設設備の改善など作業環境の整備に関すること。

（３）労働条件や職場の人間関係等障害者の職場生活に関すること。

（４）障害者の余暇活動に関すること。

（５）その他障害者の職場適応の向上に関すること。

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構奈良支部主催で毎年開催され、令和元年度から当センターが

講師として参加させていただいております。

　今回は40名ほどの企業が参加され、当センターは「職場における人間関係、生活支援について」というテーマで

お話させていただきました。（労働局、障害者職業センター、障害者雇用をされている採用担当者などが講師として、

計2日間の研修を実施されています。）

講義内容では「（障害のある方を）知る（多様性を）受け入れる・（支援機関と）つながる」といったことをポイントに、

企業側の介入が難しい生活支援について事例を用いながら、お話させていただきました。

このような機会を通して企業との接点や連携を深め、少しでも多くの企業で障害のある方が当たり前に働くことができる

“きかっかけ”となればと考えております。